SBテクノロジー株式会社は3月21日、同社が構築と管理を行う自治体情報セキュリティクラウドのメール中継システムにおいて、障害対応メンテナンス時の設定変更不備により不正中継(オープンリレー)可能な状態になり、悪意のある第三者にメール送信に利用されたと発表した。
同社では3月18日午後2時43分に、自治体情報セキュリティクラウドのメール中継システムにて送信障害が発生し、原因特定のため調査を行い、同日午後3時58分に通信を制御するためのリスト(ACL)の緊急メンテナンスを実施し送信障害を解消したが、緊急メンテナンスに不備があり、不正中継が可能となり、本来不可能な外部から外部へのメール送信ができることが同日午後6時40分に判明した。