独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月22日、情報セキュリティ対策ベンチマークVer.5.1の診断データの統計情報を公開した。
IPAの運営する「情報セキュリティ対策支援サイト」の「情報セキュリティ対策ベンチマーク」では、Webページ上の質問に回答することで組織の情報セキュリティへの取組状況を自己診断し、スコアによる評価と他社との比較も確認できる。
診断結果では、トータルスコア、各質問のスコアのレーダーチャートによる比較(4種類)、トータルスコアの度数分布状況と偏差値、スコア一覧、推奨される取り組み等が表示される。
情報セキュリティ対策ベンチマークでは、2021年12月31日現在で利用件数は延べ49,000件を超えており、Ver.5.1にバージョンアップするにあたり、前回のVer.5.0と同様に、診断の元になる基礎データを更新、2010年4月1日(Ver.4.1)から2021年12月31日(Ver.5.1)までの利用者から統計情報等の利用許諾を得た診断データ全7,843件を元に作成している。IPAが3月22日に公開した同統計資料は、Ver.5.1の基礎データに関する統計情報を示している。