マイクロソフトは、2021 年の年次サステナビリティレポート(PDF)を発表し、その中で、自社本体の CO2排出量は前年比で約 17 %減少したとしながらも、カーボンフットプリント全体は前年を上回ったと述べ、「進歩は必ずしも直線的なものではない」ことを示した。
2021 年、マイクロソフトの CO2e排出量は自社推計で 1,407 万 2,000 トンだった。前年は 1,158 万トンだったので、21.4 %の増加である。
同社は 2030 年までにカーボンネガティブを達成するという目標を掲げているが、マイクロソフト社長兼副会長ブラッド・スミス氏はレポートで、この目標に関して、昨年の経験は非常に重要なものであったと述べた。