デジサート・ジャパン合同会社(デジサート)は、同社が提供する「DigiCert PKI Platform」に、マイクロソフト社が提供するWindows Hello for Business(WHfB)向けに自動化されたワークフローと証明書発行を連携する新たな機能を追加したと発表した。
WHfBは、Azure ADと連携したハイブリッドデバイスにおいて、パスワードに代わる二要素認証機能。また、デジサートのDigiCert PKI Platformは、あらゆる規模の企業が迅速かつ確実にPKIサービスを導入できるよう支援するクラウド型ソリューション。
これにより、企業や組織は他のプライベート証明書を管理しているプラットフォーム内で、Azure ADと連携したハイブリッドデバイスでパスワードレス認証を行うことができる。事前に設定された証明書テンプレートと、それに対応した申請方法により、WHfB用証明書の管理を簡素化できる。
また、ワークフローの自動化とWHfBが要求するクライアント認証済み証明書のゼロタッチプロビジョニング機能により、迅速な利用開始を実現できる。WHfB証明書ベースの自動化は、DigiCert PKI Platformを通じて2021年12月月から利用可能となっており、他のプラットフォームについては2022年第1四半期にサポート提供開始を予定している。