株式会社サーバーワークスは12月16日、fjコンサルティング株式会社、株式会社琉球銀行、株式会社GRCS、株式会社リンクと共同で、AWSを活用したPCI DSS準拠のナレッジをAWS及びPCI DSSのユーザーに情報発信するコンソーシアム「PCI DSS AWS Users Consortium Japan (略称:PCI DSS AUC Japan)」の発足を発表した。
同コンソーシアムでは、「PCI DSS」を中心としたAWSにおけるキャッシュレス決済のセキュリティ構築と運用について、グローバルトレンドから最新の導入、運用事例などの知⾒を集め、発信することを目的に、AWSの各種サービス利用を前提とした取り組みについて情報共有していく。
同コンソーシアムの2022年以降の活動として、AWSが提示するPCI DSSの責任共有モデルに関し実務に有用なマッピング表の作成、2022年3月発行予定のPCI DSS v4.0の改訂ポイント、特にAWSに関連する部分をホワイトペーパーとして公開することや、活動内容を取りまとめた成果物などを発表するセミナーの実施を予定している。
同コンソーシアムでは、PCI DSS準拠が求められるユーザ企業会員を募集しており、会員になると各種ドキュメントへのアクセス、特別セミナーへの参加、テーマのリクエストなどの特典を受けられる。