独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構(IPA)は12月8日、全国の中⼩企業に勤務する従業員1,000名に対し実施したサイバーセキュリティに関するアンケート結果を発表した。
同調査によると、サイバーセキュリティ上の事故やトラブルが発生した回数は、2018年が平均2.8回、2019年が平均1.0回、2020年が平均0.6回、2021年(1~10月)が平均1.4回、トータルの年平均は1.4回という結果になった。
その一方で、サイバーセキュリティ上の事故やトラブルに関して、企業が社外へ公表・公開等を行ったと回答したのは「複数回ある」18.1%、「1回ある」22.9%で計41.0%となった。
同調査で中小企業で制定されている情報管理関連のルールについて、過去3年間でルールに違反を犯したことがあるが尋ねたところ、19.0%が違反したことがあると回答し、そのうち多くの⼈が複数回にわたってルール違反をしていたことが判明した。違反したルールの内容トップ10は下記の通り。