一般社団法人日本IT団体連盟に設置されたサイバーセキュリティ委員会は11月30日、日経500種平均構成銘柄の企業を対象に行った各社のサイバーセキュリティの取組姿勢及び情報開示に関する調査報告書を公開した。
同調査では、公開された有価証券報告書、コーポレートガバナンス報告書、統合報告書、企業Webサイトの記載内容及びイベント講演、ISMS認証、Pマーク、技術資格取得者数等を調査、公開されていないサイバーセキュリティーの取組を確認するために、企業に対しIPAサイバーセキュリティ可視化ツールを参考に独⾃に作成した全18問のアンケート調査を実施。公開情報とアンケート結果の2項目を合算して分析を行っている。
同報告書では、調査結果よりサイバーセキュリティに関する取組及びその開示姿勢が一定水準を満たす企業42社に対し「日本IT団体連盟サイバーインデックス企業調査2021」として、星を付与する「格付け」を開始、初年度の今年は一律「星一つ」を付与している。
「星一つ」付与企業は下記の42社。