同レポートによると、同四半期に報告のあったWeb サイト改ざんの件数は579件で、前四半期の251件から131%増加している。同四半期では改ざんされた Web サイトから偽ECサイトへ転送される事例が複数寄せられており、改ざんされたWeb サイトには難読化された不正な JavaScriptコードが挿入され、アクセスしてきたブラウザのReferrerの値をチェックし、検索エンジン経由のアクセスと判断された場合のみ、転送する仕組みとなっている。また前四半期から引き続き、改ざんされた Web サイトに不正な PHP スクリプトが設置された結果、訪問者がラッキービジター詐欺ページへ転送される事例が複数寄せられている。