中国ロシア北朝鮮につづく、新鋭APT国家 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

中国ロシア北朝鮮につづく、新鋭APT国家

イラン以外の国家は標的のシステムを破壊する攻撃をほとんど行わなかった。こうして脅かされているシステムは、仮に国家間の緊張が高まって政府がサイバー空間での戦いをエスカレートさせる戦略に出た場合、格好の標的となって破壊される。

国際 TheRegister
 国家主導のサイバー攻撃といえば定番のようにロシアが思い浮かぶだろう。しかし米大手マイクロソフトは、イラン、トルコ、北朝鮮、および韓国も同様に、国家主導のサイバー攻撃を積極的に行っていると主張している。

 マイクロソフトが検知したサイバー攻撃の半数以上は、ロシアからのものだった。しかし同社が毎年発行している報告『Digital Defence Report』には、より広く周知すべき記述がある。あまり注目が集まっていない国家によるサイバー攻撃の記述だ。

 「当社が検知した中でロシアの次に攻撃件数が多かったのは、北朝鮮、イラン、および中国だった。また、韓国、トルコ(当社の報告でトルコを取り上げるのは今回が初めてだ)、およびベトナムも活発に攻撃を行っていたが、件数としてはかなり少なかった」と、マイクロソフトは同社の知見を報告する記事にて述べている。
《The Register》

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