トレンドマイクロ株式会社とソフトバンク株式会社は9月22日、企業のDX推進を支援するソフトバンクの社員をセキュリティ人材として育成するプロジェクトの開始を発表した。 本プロジェクトでは、企業のDX推進を支援するソフトバンクの開発やマーケティング、営業など各部門のセキュリティにおけるリーダー層の社員約200人を対象に、トレンドマイクロのサイバーセキュリティ・イノベーション研究所が8月に提供を開始した「サイバーセキュリティーナレッジトレーニング-DX推進担当者向け」をベースに、ソフトバンクの人材育成プランに基づきカスタマイズしたセキュリティ教育を実施する。 教育を受けたソフトバンク社員は、顧客それぞれの環境におけるリスクの洗い出しやサイバー・セキュリティ・リスクの検討など、影響や発生頻度を踏まえた実践的なリスクマネジメントの習得を目指すとともに、所属する部門でサイバー・セキュリティ・ナレッジを提供し、リーダーシップを発揮する人材になることを目指す。 トレンドマイクロ取締役副社長兼サイバーセキュリティ・イノベーション研究所の所長である大三川彰彦氏は「今回のような連携は“デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現”というトレンドマイクロのビジョンに向けた取り組みの1つです。これらの活動を通じ、より安全な未来の社会基盤の創出に貢献いたします」とコメントしている。