警察庁が2021年上半期のランサムウェア被害状況を調査、感染経路はVPN機器からの侵入が最多 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

警察庁が2021年上半期のランサムウェア被害状況を調査、感染経路はVPN機器からの侵入が最多

警察庁は9月9日、令和3年(2021年)上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について発表した。

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 警察庁は9月9日、令和3年(2021年)上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について発表した。

 同庁によると、サイバー空間はランサムウェアによる被害が大幅に増加する他、サイバー攻撃が多数発生し、極めて深刻な情勢が続いているという。

 本調査によると、ランサムウェアに感染した際の復旧に要した期間について、1週間以内に復旧したものが19件と最多であったが一方で2ヶ月以上要したものもあった。ランサムウェア被害に関連して要した調査・復旧費用の総額については1,000万円以上の費用を要したものが15件で全体の39%を占めた。また感染経路については、VPN機器からの侵入が17件で全体の55%を占め、リモートデスクトップからの侵入が7件(23%)で続き、テレワーク等の普及を利用した侵入が全体の8割近くを占めた。
《ScanNetSecurity》

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