トレンドマイクロ株式会社は8月30日、セキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会「Trend Micro CTF 2021 - Raimund Genes Cup」の開催を発表した。 本大会はサイバーセキュリティ人材の育成を目的に2015年から開始し、今年で7回目となる。2020年には66カ国から700チーム以上が参加している。 今年の大会は、予選と決勝戦の2つのラウンド開催、予選は日本時間9月18日から19日にかけてオンラインで行われ、競技者はチーム毎に「ジェパディ(Jeopardy)」形式で問題に挑戦し、問題解決能力を競う。 予選の上位10チームは、12月18日から19日にオンラインで行われる「ダイナミック・ジェパディ形式(Dynamic Jeopardy)」の決勝戦への出場権を獲得する。 本大会では、エクスプロイト、オープンソースインテリジェンス(OSINT)、モバイル、IoT、機械学習など、サイバーセキュリティの様々な重要分野の問題が出題される。 決勝戦の優勝チームには、賞金100万円、優勝チームの各プレーヤーはZero Day Initiative Rewards Program 15,000ポイントが与えられ、 2位には30万円、3位には20万円の賞金が与えられる。さらに決勝戦の優勝チームには、2022年に開催予定のTrend Micro CTFのシード権を獲得できる。