学業における不正行為を阻止するために何らかの形でオンライン上での監督を行うことは重要だと認めながらも、同委員会は「Proctorio や ProctorU のような AI ベースのソフトウェアを利用しないようにすることを強く推奨する」と結論付けている。
学門における公平性を保つことを目的とする同委員会がオンライン試験や評価について議論して作成した今回の報告書は、オースティン・アメリカン・ステイツマン紙の教育記者であるミーガン・メンチャカが発見したもので、大学が先日教員らへと通達した公式な文書の中にあったものだという。
離れた場所にいる学生がオンラインテストを受けるときに監督をするための AI ベースのソフトウェア(反対派からは「学問的監視ソフトウェア」と呼ばれているが)は、新型コロナウイルスによるパンデミックの最中に広く利用されるようになった。大勢の学生たちがリモートで勉強をしており、学校は不正を防ぐための方法が必要だと考えているのだ。