ドッペルゲンガードメイン「gmai.com」への誤送信 東京都でも発生 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

ドッペルゲンガードメイン「gmai.com」への誤送信 東京都でも発生

東京都は5月18日、東京都政策連携団体である公益財団法人東京都道路整備保全公社において、メール誤送信による関係権利者の個人情報漏えいが発生したと発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(個人情報の漏えいについて)
  • リリース(漏えいした情報等)
東京都は5月18日、東京都政策連携団体である公益財団法人東京都道路整備保全公社において、メール誤送信による関係権利者の個人情報漏えいが発生したと発表した。

これは4月26日午後1時12分に、公益財団法人東京都道路整備保全公社にて用地取得業務に係る関係権利者へメール送信する際に、ドメイン名を「@gmail.com」とすべきところ、誤って「@gmai.com」とアルファベット小文字の「エル」が欠落したメールアドレス宛に送信してしまい、関係権利者の個人情報が誤送信先に漏えいしたというもの。

誤送信したメールには、東京都建設局が公益財団法人東京都道路整備保全公社に委託している用地取得業務に係る関係権利者1名の居住するマンション名、部屋番号及び氏名の個人情報が含まれていた。

同公社では5月14日午前9時頃に所属課にて送信したメールのアドレス相違を発見し、同日午前9時58分に関係権利者へ正しいメールアドレス宛にメールを再送信したところ、翌5月15日午後5時23分に関係権利者から4月26日のメールを受信していないこと及び個人情報漏えいを懸念する旨の連絡があった。

同公社では5月16日午前9時22分に、誤送信先に4月26日付の当該メールの削除をメールにて依頼、同日午後0時40分に関係権利者に謝罪を行った。

同公社では、「個人情報漏えい事故等対策本部」を設置し本件周知と再発防止に取り組むとともに、東京都建設局では、5月18日に「建設局個人情報漏えい事故等対策本部」を設置し、本件周知と再発防止に取り組むとのこと。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

インシデント・事故 アクセスランキング

  1. ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

    ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

  2. 富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

    富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

  3. 東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

    東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

  4. イセトーへのランサムウェア攻撃で伊予銀行の顧客情報が漏えい

  5. 東京ガスエンジニアリングソリューションズのネットワークに不正アクセス、約 416 万人分の個人情報が流出した可能性

  6. NTTPCのクラウド「WebARENA CLOUD9」5月8日から障害継続中(NTTPC)

  7. 厚生労働省 滋賀労働局の委託先でサポート詐欺被害、メールファイルが消去

  8. マイクロソフト、CrowdStrikeに起因する障害への支援について発表

  9. 急激な CPU 負荷増大で発覚 ~ 岩水開発のサーバがクリプトマイニング型のマルウェア XMRig に感染

  10. 損保ジャパンからの出向者が関与か ~ トータル保険サービス顧客の契約情報漏えい

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×