独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月27日、スマートフォンアプリ「ホットペッパーグルメ」におけるアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。佐藤竜氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。Androidアプリ「ホットペッパーグルメ」 ver.4.111.0 およびそれ以前iOSアプリ「ホットペッパーグルメ」 ver.4.111.0 およびそれ以前JVNによると、株式会社リクルートが提供するスマートフォンアプリ「ホットペッパーグルメ」には、Custom URL Scheme を使用してリクエストされた URL にアクセスする機能が実装されているが、本機能には任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスを実行してしまうアクセス制限不備の脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって当該製品を経由し任意のウェブサイトにアクセスさせられ、フィッシング等の被害にあう可能性がある。開発者は本脆弱性を修正した下記のバージョンをリリースしており、JVNでは最新版へアップデートするよう呼びかけている。Androidアプリ「ホットペッパーグルメ」 ver.4.111.5iOSアプリ「ホットペッパーグルメ」 ver.4.111.5