国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ナショナルサイバートレーニングセンターは4月22日、実践的サイバー防御演習「CYDERオンライン」オープンβ版の受講者募集の開始した。NICTのナショナルサイバートレーニングセンターによって開発・実施されたCYDERは、CYber Defense Exercise with Recurrence(サイバー防御反復演習)の略で、NICTが有する大規模サーバー群「StarBED」上に大規模組織のネットワークを模した環境を構築し、その上でサイバー攻撃を擬似的に発生させ、演習を行う。オープンβ版では開発途中のオンライン演習で、テスト参加者を広く募集し実際に使用することで、改善点やバグ報告等の意見を反映することを目的としている。CYDERオンラインは、受講者の都合に合わせていつでも受講が可能で、Webブラウザのみで演習が完結、仮想端末にアクセスして実機演習を実施することが特徴となっている。・募集概要募集期間:4月22日午後2時~5月17日午前12時実施期間:2021年6月中旬~8月中旬予定応募資格:国内の政府機関、地方公共団体、重要インフラ事業者その他の企業等に所属し、情報システムに関わる者受講費用:無料難易度:初級レベル募集人数:300人程度受講決定通知:応募者全員に受講の可否を5月28日までにメール連絡申込方法:こちらから受付「CYDER」は2021年秋以降に正式提供を予定している。
北朝鮮の APT 引っかかってみた/Acer 社 ランサム 五千万ドル/データセンター火災影響が攻撃者に 他 [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2021.4.7 Wed 8:15