株式会社ラティーナは12月23日、同社が運営する世界の音楽雑誌「e-magazine LATINA」への過去4年分の記事の掲載について、ライターに2次使用許諾を得ずにWeb掲載したことについて謝罪した。同社が発刊する「月刊ラティーナ」は今年5月に休刊し、8月に「e-magazine LATINA」としてWeb化したが、その際に定期購読者に対し過去記事にもアクセスできるよう過去約4年分の記事の中から選んだ記事を掲載したが、掲載前にライターにWeb掲載の2次使用の許諾について意思確認を行うべきであったが、同社内での誤認、確認不足から掲載作業と確認作業の順序が逆になってしまった。また、同社が11月から行っていたライターへの掲載可否の確認についても、「掲載できない場合連絡をしてください」という形で連絡したため、より明確に意思確認すべきと指摘があった。同社では改めて回答のなかったライターに連絡し掲載可否を確認し、不可や保留といった返答のあった記事については掲載を取り止めている。同社では、ライターへの許諾無くWeb掲載したことについて、ライターと定期購読者に謝罪するとともに、返金を希望する定期購読者にはメールにて対応を行う。