GitLab において Issue の値処理の不備によりサーバ内の任意のファイルが読み取り可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2021.01.25(月)

GitLab において Issue の値処理の不備によりサーバ内の任意のファイルが読み取り可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 4 月に報告された、GitLab における任意のファイル読み取りの脆弱性に対するエクスプロイトコードが、2020 年 11 月に公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要
 2020 年 4 月に報告された、GitLab における任意のファイル読み取りの脆弱性に対するエクスプロイトコードが、2020 年 11 月に公開されています。悪意のある GitLab ユーザや、GitLab サーバへのログインに成功した攻撃者により脆弱性を悪用されてしまった場合は、GitLab サーバを稼働している OS 内部の任意のファイルを読み取られてしまいます。サーバソフトウェアのアップデートにより対策してください。

◆分析者コメント
 脆弱性は GitLab サーバの Web コンソールへのログインに成功した場合にのみ影響を受けるものです。脆弱性の悪用に際してログオンに用いるアカウントには、GitLab サーバの管理者権限が必要ありません。悪意のある登録ユーザや、認証情報の奪取に成功した攻撃者に悪用される可能性がある脆弱性です。ソフトウェアの性質上、多数のユーザが利用する製品であり、認証情報が弱いアカウントが存在する場合には攻撃者に不正ログオンされてしまいます。悪意のある利用者がいないとも限らないため、サーバソフトウェアのアップデートにより対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
5.5

https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2020-10977&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア
 GitLab のバージョン 8.5.0 から 12.9.0 が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

◆解説
 開発者向けサーバソフトウェアである GitLab に、GitLab サーバの実行権限で、サーバ内に存在する任意のファイルが読み取り可能となる脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック デジタルペンテストサービス部》

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