株式会社日立製作所は11月4日、人工知能技術「Hitachi AI Technology/H」を活用した「セキュリティ監視業務効率化AIソリューション SaaS版」を開発し、セキュリティ分野におけるLumadaの新たなソリューションの1つとして10月から提供開始したと発表した。同ソリューションでは、各機器のログと、ログ分析システムが発するサイバー攻撃検出時のアラートに対するセキュリティ技術者の判定結果をAIで学習、その学習結果をもとに大量の誤検知を識別し、分析・調査が必要なアラートをAIにて判定する。今回、同社が提供開始するSaaS版は、顧客の環境にあるSIEMサーバに蓄積されたログやアラートなどの連携データをネット経由でクラウド環境へアップロードすることでAIを利用、同社が提供するWeb UI、Web APIツールを用いてHTTPSによるセキュアなデータ連携が可能となる。同ソリューションは、「SaaS導入支援サービス」と「SaaS月額サービス」のメニューがあり、詳細については同社のセキュリティ窓口に問い合わせのこと。
日本企業台湾現地法人に2重恐喝ランサムウェア/北朝鮮の多次元APT攻撃/FBIが中国人スパイ実録風動画公開 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.11.5 Thu 8:20