株式会社UL Japanは10月27日、欧州自動車市場を目指す自動車業界向けのサイバーセキュリティサービスの提供を11月1日から開始すると発表した。同社が提供する自動車業界向けサイバーセキュリティサービスは、国連欧州経済委員会の作業部会である自動車基準調和世界フォーラム(WP29)にて採択された車両のサイバーセキュリティおよびソフトウェアアップデートに関する法規基準、並びに自動車のすべてのライフサイクルステージにおけるサイバーセキュリティ対策を求める国際規格ISO/SAE 21434に則った自動車のサイバーセキュリティ型式認証取得を包括的に支援するサービス。同サービスでは、最新の自動車技術イノベーションによるサイバーセキュリティ対応のために、リスク分析サービス、脅威低減、コンプライアンス順守支援、トレーニングサービスを提供、サイバーセキュリティ管理システムのフレームワーク、ソフトウェアアップデート管理システムのフレームワーク、29の法規基準並びにISO/SAE 21434規格に基づくギャップ分析、脅威分析とリスクアセスメントのフレームワーク、サイバーセキュリティ監査、セキュリティ試験(侵襲的および非侵襲的な侵入テストと脆弱性分析)、オートモーティブ サイバーセキュリティ プロフェッショナルの認定が含まれる。