独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月18日、WordPress用プラグイン「File Manager」の脆弱性対策について発表した。影響を受けるシステムは、WordPress用プラグイン「File Manager」6.9より前のバージョン。WordPress用プラグイン「File Manager」は、サーバへのファイルのアップロードや削除などの操作機能を追加するプラグインで、任意のコード実行の脆弱性(CVE-2020-25213)が存在し、悪用された場合、認証されていない遠隔の第三者によって、悪意のあるファイルをアップロードされ、任意のコードが実行される可能性がある。なお、本脆弱性を悪用した攻撃が確認されたとの情報がある。IPAでは対策として、開発者が脆弱性を修正した最新版を公開しているのでアップデートを実施するよう呼びかけている。