独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月25日、Apache Struts 2のサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の寺田健 氏が報告を行った。影響を受けるシステムはStruts 2.0.0から2.5.20までのバージョン。JVNによると、Apache Struts 2にはサービス運用妨害(DoS)(CWE-400)の脆弱性が存在し、第三者によりサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするか、struts-default.xml の定数 struts.excludedPackageNamesのValue属性にjava.io.と java.nio.を追加するよう呼びかけている。