ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は7月1日、四半期毎に発行する「インターネットセキュリティレポート」の最新版(2020年第1四半期)を発表した。レポートでは、暗号化されたHTTPS接続経由で配信されたマルウェアの比率に関するデータを報告しており、検知されたマルウェアの67%がHTTPS経由で配信され、暗号化されたマルウェアの72%がゼロデイに分類されていたとし、HTTPSインスペクションの必要性を訴えた。レポートに記載されたその他のトピックとして「Moneroクリプトマイナーが急増」「Flawed-AmmyyとCryxosマルウェア亜種が上位にランキング」「3年前のAdobeの脆弱性がネットワーク攻撃のトップにランキング」などが挙げられている。