独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月29日、サイボウズ株式会社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、同社が各製品向けのアップデートを公開したことを受けたもの。CVSS v3による最大Base Scoreは4.6。三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が報告を行った。公開された脆弱性情報は次の通り。・Android アプリ「メールワイズ for Android」 1.0.0 から 1.0.1 まで 認証情報に関する情報漏えいの脆弱性(CVE-2020-5572)・Android アプリ「kintone mobile for Android」 1.0.0 から 2.5 まで 認証情報に関する情報漏えいの脆弱性(CVE-2020-5573)これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能なユーザによって、当該製品に登録されている機微な情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Google Chrome の InferReceiverMapsUnsafe 関数における Type Confusion の脆弱性(Scan Tech Report)2020.5.26 Tue 8:15