株式会社カスペルスキーは5月22日、同社調査チームによる2020年第1四半期(1~3月)のDDoS攻撃に関する調査結果を公開した。同四半期に同社の「Kaspersky DDoS Protection」が検知およびブロックしたDDoS攻撃数は、前年同期を100%ととした場合、80%の増加、2019年第4四半期と比較すると2倍となった。平均攻撃時間も延びており、前年同期比で25%増加した。2020年第1四半期は、新型コロナウイルスの世界的な流行で、仕事や学習、レジャーの多くがオンラインで行われるようになった。サイバー攻撃者もオンラインサービスの需要の増加に目をつけ、オンラインゲームのサーバや米国の保健福祉省、フランスの医療機関グループなど、重要度の高いサービスや需要が伸びているサービスが標的となっている。また、企業のVPNゲートウェイやメールサーバなども標的になるケースが増えたとしている。
Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.5.13 Wed 8:15
米政府が北朝鮮サイバー脅威アドバイザリー公表/Zoom, Webex, Teams の脆弱性 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.5.12 Tue 9:35