独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月11日、株式会社JALインフォテックが提供するIT資産管理ソフトウェア「PALLET CONTROL」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。尾花悦正氏が報告を行った。「PALLET CONTROL Ver. 6.3 およびそれ以前」には、ファイルアクセス制限の不備に起因する、第三者による任意のコード実行が可能となる脆弱性(CVE-2020-5538)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品がインストールされたコンピュータにログイン可能なユーザによって、SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。
Microsoft Windows における SMB の圧縮機能の実装不備に起因するバッファーオーバーフローの脆弱性により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.27 Mon 8:15