トレンドマイクロ株式会社は3月12日、アラート/アドバイザリ情報「パスワードマネージャーのセキュリティ情報(CVE-2020-8469)」を更新し、発表した。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)もこれを受け、「トレンドマイクロ製パスワードマネージャーにおける DLL 読み込みに関する脆弱性」を4月6日に「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表している。この情報は、2019年12月12日にリサーチャーによって指摘されたもので、「パスワードマネージャー 5.x Windows版(5.0.0.1092 より前のバージョン)」にはDLLハイジャックの脆弱性があり、悪用されると任意のコードを実行される可能性がある。トレンドマイクロでは、同脆弱性を修正する新バージョンを3月4日にリリースしており、3月12日に全ユーザにアップデートを配信済みと発表した。