倒産した取引先から発注、不正アクセス発見のきっかけとなった不審な注文(鎌田醤油) | ScanNetSecurity
2020.07.13(月)

倒産した取引先から発注、不正アクセス発見のきっかけとなった不審な注文(鎌田醤油)

寛政元年創業の鎌田醤油株式会社は3月7日、同社が運営する鎌田醤油業務用販売サイトに対し外部から不正アクセスがあり、一部顧客の個人情報の流出が判明したと発表した。なお、不正アクセスがあったのはB2BサイトであってB2CのECサイトではない。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
 鎌田醤油株式会社は 3 月 7 日、同社が運営する鎌田醤油業務用販売サイトに対し外部から不正アクセスがあり、顧客の個人情報の流出が判明したと発表した。なお、不正アクセスがあったのは同社が運営する B2C の EC サイトである「鎌田醤油 公式通信販売サイト( www.kamada.co.jp )」ではなくB2Bの業務用販売サイトの方である。

 主に個人向けの紙パック等、小口製品を取り扱う「鎌田醤油 公式通信販売サイト」は、今回不正アクセスのあった業務用販売サイトと分離されており、よりセキュリティの高い別システムで運営されており、個人情報の流出は無く、問い合わせは不要だという。

 鎌田醤油(かまだしょうゆ)は、寛政元年創業、大阪万博で讃岐うどんつゆを供給した他、ISO9001 や HACCP などの国際認証を取得する香川県の老舗名門企業。

 1 月 28 日、鎌田醤油業務用販売サイトに対し海外からの不正アクセスが発覚、同社は同日中に海外からのアクセスを遮断しアクセスログの分析を開始した。翌 1 月 29 日に顧客向けのマイページ(ログインフォーム)を閉鎖、その経緯を 1 月 31 日に注意喚起として公表した。インシデントに関する調査が 3 月 4 日に完了、調査結果から個人情報の流出が判明した。

 本件についてScanNetSecurity編集部が鎌田醤油株式会社 総務部に取材を行ったところ、不正アクセスの発覚は、とある不審な注文がきっかけだったという。
《高杉 世界( Sekai Takasugi)》

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