トレンドマイクロ株式会社は3月2日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「サイバー攻撃防御演習」の研修業務を受託したと発表した。JICAは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っている。同研修は、ODA対象国の行政機関に務めるサイバーセキュリティを担う職員を対象に、標的型攻撃に対するインシデントレスポンス(被害の早期発見・検知ならびに対処)能力の向上を目的に、2020年から2022年までの研修に加えフォローアップ活動を実施する。研修の受託においては、FBI、インターポールおよび日本国内の法執行機関へサイバー犯罪の捜査能力向上を支援したことや、教材のクオリティ、フォローアップ活動の実施方法など、総合的に高く評価されたためとしている。研修では、「サイバー攻撃の動向とセキュリティ対策に必要な技術の習得」「インシデントレスポンスの演習」「脅威情報の収集、解析」「インシデント対応の模擬訓練」などが行われる。
Microsoft Windows においてインストール処理時におけるシンボリックリンク検証不備により任意のファイルの全権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.3.3 Tue 8:10