トレンドマイクロ株式会社は2月20日、「Trend Micro Virtual Patch for Endpoint(TMVP)における DLL Side-Loadingに関する脆弱性(CVE-2020-8601)」をアラート/アドバイザリ情報として発表した。この脆弱性は、TMVP Manager インストーラを実行時に同じディレクトリ内にある他のDLLファイルをロードするDLL Side-Loadingに関するもの。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。深刻度は「高」としている。同脆弱性の影響を受けるのは「TMVP Manager 2.0 SP2 Patch7 Critical Patch 2 以下」。脆弱性は最新のアップデートリリースで修正されている。また、インストール時の脆弱性であるため、すでにTMVP Managerをインストール済みの場合は、同脆弱性の対処としてのアップグレードは不要となる。