トレンドマイクロ株式会社は2月14日、アラート/アドバイザリ情報「ウイルスバスター クラウドの脆弱性について (CVE-2019-19694)」を更新し、発表した。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)もこれを受け、「ウイルスバスター クラウド (Windows版) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性」を2月14日に「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表している。「ウイルスバスター クラウド (Windows版) バージョン 15」には、DoSの脆弱性(CVE-2019-19694)が存在する。システム起動中に特定のファイルが操作されることで、ウイルスバスター クラウドが無効化される可能性がある。トレンドマイクロでは、同脆弱性を解消する新バージョンをリリースしており、修正は自動配信により適用されるとしている。なお、バージョン 16は本脆弱性の影響を受けない。