ジェイズ・コミュニケーション株式会社と株式会社ZenmuTechは9月26日、技術提携を含む協業を開始したと発表した。この協業により、ジェイズ・コミュニケーションはZenmuTechのAONT(All-or-Nothing Transform)方式の秘密分散技術をジェイズ・コミュニケーションが開発する「RevoWorks Desktop」に取り込み、テレワーク時の情報漏えい対策機能の強化を図る。AONT方式の秘密分散技術は、情報を意味のない状態に変換、分割(無意味化)し分散管理することで、たとえ分散片のひとつが盗まれても、一部の情報を推測することさえ不可能な状態にでき、すべての分散片が揃ってはじめて元の情報に復元可能となるもの。ZenmuTechが提供するデータ無意味化ソリューション「ZENMU(ゼンム)」に採用されている。「RevoWorks Desktop」は、ジェイズ・コミュニケーションが開発中のテレワークを支えるクライアント型仮想デスクトッププロダクト。クライアントPC上にMS Office等の特定アプリケーションが実行可能な独自コンテナ環境を生成することで、従来高価なVDIでしか実現できなかったテレワークにおける安全性を、低コストで実現することが可能となるソリューション。2020年1月のリリースを予定している。