独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーデネーションセンター(JPCERT/CC)は9月10日、SHIRASAGI Projectが提供する、中・大規模サイト向けのオープンソースCMS「SHIRASAGI」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.7。三井物産セキュアディレクション株式会社の米山俊嗣氏が報告を行った。「SHIRASAGI v1.7.0 およびそれ以前」には、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2019-6009)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたURLにアクセスすることで、任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性がある。結果として、フィッシングなどの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。
提唱から10 年、見直されるサイバーキルチェーン ほか ~ 2019 年 8 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.9.3 Tue 8:10