ゲーム見本市「E3 2019」の参加者情報が流出、過去の「E3 2004」「E3 2006」も漏えいの対象に | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ゲーム見本市「E3 2019」の参加者情報が流出、過去の「E3 2004」「E3 2006」も漏えいの対象に

世界最大のゲーム見本市「E3 2019」「E3 2004」「E3 2006」のイベント参加者情報が漏洩していたことが判明しました。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい

世界最大のゲーム見本市「E3 2019」「E3 2004」「E3 2006」のイベント参加者情報が漏洩していたことが判明しました。

当初、「E3」の参加者情報が漏洩していたのは「E3 2019」のみとされ、イベント公式サイト上では、メディア関係者やコンテンツクリエーター、業界アナリストといったイベント参加者の個人情報(電話番号など)が誰でも閲覧できる状態になっていたことがわかっていました

しかし、今回さらにわかったのは、過去の「E3 2004」「E3 2006」参加メディア関係者の情報についても、第三者運営のインターネットアーカイブサイトからアクセス可能な状態になっていたこと。あわせて3回開催分の個人情報が漏洩していたことになります。現時点では「E3 2019」分の参加者情報は既に削除済み、「E3 2004」「E3 2006」分の参加者情報に関しても削除作業が現在進行中ということです。

最新ゲームソフトやハードウェア、サービスの発表など、極めて高い秘匿性が求められるゲーム見本市ですが、「E3」が再び信頼を得るのにはしばらく時間がかかるかもしれません。

なお、エンターテインメントソフトウェア協会 (ESA)は登録したメディア関係者らにメールを送付しており、再発防止の措置を講じたことを含め謝罪を行っています。

世界最大のゲーム見本市「E3」参加者情報の流出を新たに確認―10年以上前にも2度

《S. Eto》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×