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2019.08.23(金)

訂正謝罪記事:フェイクインタビュー記事配信について

あたかも本当に作家一田和樹氏に実際の取材を行ったかのように騙り配信した記事であったことを、深くお詫び申し上げます。

おしらせ お詫びと訂正
 2019年7月18日(木)に配信した記事「予告【Scan PREMIUM 先行一挙配信】作家一田和樹氏に聞く、工藤伸治のセキュリティ事件簿 新シーズン「レピュテーション攻撃の罠」で新しく取り組んだこと」に関し、編集部による完全創作フェイクインタビュー記事を、あたかも本当に作家一田和樹氏に実際の取材を行ったかのように騙り配信した記事であったことを、深くお詫び申し上げます。

 また「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」の校了から掲載までの経過日数が、上記完全創作フェイクインタビュー記事内に記載されているたかだか数ヶ月の経過では断じてなく、2017年8月23日(水)の校了から、本日2019年7月25日(木)の掲載まで701日が経過しており、この点も事実とはかけ離れていたことを合わせてお詫び申し上げます。

 本フェイクインタビュー記事の配信により、読者及び関係者の皆様、とりわけ2010年からの本誌への定期的寄稿により多大な貢献をいただいてきた作家一田和樹氏に甚大なるご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。


 なお、本件の時系列経緯の調査結果は下記の通りです。

・2017年8月吉日
編集部よりサイバーミステリ作家一田和樹先生へ工藤伸治のセキュリティ事件簿新シーズンの執筆を依頼

・2017年8月23日(水) 4:29
一田先生より「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」初稿入稿(年月日時刻表記は全て日本時間)

・2017年8月26日(土) 9:48
一田先生より二稿入稿、校了。掲載を数ヶ月後と予定する

・2018年
一田先生、新作出版ラッシュのため多忙を極める。多数の小説の刊行の他、角川新書刊「フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器」など重要書を多数上梓。編集部も同様に複数の案件に忙殺され人事不省爆死状態、この一箇年の間、関係者全員が北斗の拳第二部同様に「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」忘却する

・2019年1月26日(土) 5:45
別途一田先生に執筆依頼していた、アメリカ上院情報活動特別委員会に提出された、Facebook、Instagram、TwitterおよびGoogle関連会社から提供されたデータをオクスフォード大学のネット世論操作プロジェクト(The Computational Propaganda Project)ら2社が分析したレポートの、一田先生による評価記事「ロシアのネット世論操作部隊 IRA 作戦概要、11 の要点:米上院提出レポート分析、ネット世論操作の現状とこれから」完成稿入稿、「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」で描かれていることと極めて似通っており驚愕する

・2019年2月25日(月) 13:37
一田先生より工藤伸治のセキュリティ事件簿シリーズ1年を超えて更新が止まっている旨のリマインドと早期掲載の要望をいただく

・2019年2月28日(木) 2:41
一田先生より工藤伸治のセキュリティ事件簿の新シーズン執筆についてご提案いただくも、シーズン8が未掲載であるため保留の旨を返信

・2019年3月28日(木) 7:36
連載開始時期について一田先生より再三の照会をいただく

・2019年4月15日(月) 12:46
一田先生より再四の照会、連休明けスタートを約す

・2019年4月~5月
すぐにシーズン8掲載もできたが、久しぶりの連載再開となるため、少し力を入れたイメージイラストを準備したく企画と進行に着手

・2019年5月25日(土) 16:13
漫画家瀬尾浩史氏からイメージイラストの最終稿が入稿、校了。しかし、イラストの次は少し力を入れた新シーズン予告編記事を準備しようと企画、しかし他案件進行のためペンディング状態となる

・2019年6月16日(日)~7月12日(金)
担当編集、夏風邪により体調不良。休まないので治らない。後述の7月18日(木) 8:15 配信記事には「2週間」と書いたが計約4週間のリアルウイルス感染継続

・2019年7月13日(土) 16:54
連載が再開しないのであればシリーズ終了告知掲載の依頼を一田先生より連絡いただく

・2019年7月17日(水)
編集部にも掲載が完成稿入稿からすこし日が空いているという自覚があり「少し力を入れた新シーズン予告編記事」にようやく着手、「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」見どころをピックアップした記事を完成するも、ここまで遅れに遅れた申し訳が立たないと担当編集が考え、記事紹介に一田先生のコメントを創作した架空インタビュー記事に変更。当初は一田先生本人の確認をとるつもりでいたものの最終的な記事完成とCMS登録がギリギリの時刻であったため、そのまま配信する。「数時間でやっつけたにしてはわりとよく書けた自信もあった(社内調査実施時の担当編集の発言)」なお当該記事における一田先生のコメントはすべてフィクション=作りごとであるが「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」見どころ部分の記事は全て事実である

・2019年7月18日(木) 8:15 記事配信予告を目的としたフェイクインタビュー記事「予告【Scan PREMIUM 先行一挙配信】作家一田和樹氏に聞く、工藤伸治のセキュリティ事件簿 新シーズン「レピュテーション攻撃の罠」で新しく取り組んだこと」配信

・2019年7月18日(木) 8:45
一田先生「工藤ちゃん新シリーズが有料会員限定で先行公開になりました。8月になると無料で読めるようになるようです。もちろん、このインタビューは編集部で作ったもので、私は一切関係ありません。そして納品から掲載まで2年経っています!」とツイート


・2019年7月18日(木) 12:03
一田先生「原稿完成から掲載までおよそ2年かかっています。なので私が「数カ月前」などと短い期間を口にすることはありません。たった数カ月なら問題にはなりません。」とツイート


・2019年7月21日(日) 14:31 一田先生より7月18日(木) の配信記事がまったくの架空のインタビューであり一田先生の発言に基づいていないのはもちろんのこと、時系列的な事実にも基づいていないことを明記し、全ての文責が編集部に存することを記事として配信するようにとのメッセージ着信。ここで修正記事を出せばより効果的なプロモーションになると考えた(編集部註:先生本人に確認済み)一田先生が厳しく突っ込む。事態さらに展開

・2019年7月21日(日) 14:42 一田先生「全くのでたらめ記事なので、さすがにまずいんじゃない?ってことです。レペゼン地球(編集部註:DJ社長らが所属する音楽グループ)の真似なんですかね?」とツイート


・2019年7月24日(水) 21:35
訂正記事執筆のため、担当編集が事実関係の時系列整理のため過去のメールやSlackメッセージを過去に遡って調査精査、最終稿入稿から最悪1年程度と思っていたが(本当)、なんと2年も経っていたことに気づき呆然。一田先生ツイートにあった「すぐに陳腐化すると思われがちなこの分野ですが(中略)意外と長く楽しんでいただけるものと驚いています」に納得。2年前の完成した原稿にも関わらず「レピュテーション攻撃の罠」は全く古びていない。どころか社会の事態が追いついたことでリアリティがいや増している


 以上が時系列経緯の調査結果です。

 このたびは、フェイクニュースを糾弾しているはずの編集部自身がフェイクニュースを出してしまいました。反省することしきりであり、重ねてお詫び申し上げます。フェイクに手を染める者の気持ちがわかりました。今回の反省を礎に、今後は改めて編集進行体制を見直し、一田和樹氏の新作を待つ読者様を最優先し、またB2Bニュース媒体としてビジネス色に偏りがちな本誌にとって、魂であり志でもある「工藤伸治のセキュリティ事件簿シリーズ」の連載を行っていくことを、作家一田和樹氏に相談して参ります。


株式会社イード
セキュリティ事業部
DJ事業部長 兼 ScanNetSecurity発行人
高橋潤哉

「工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン8 レピュテーション攻撃の罠」
《ScanNetSecurity》

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