サイオステクノロジー株式会社は7月24日、人工知能（AI）を活用した画像解析技術による文書内の秘密印を検知し通知することで、企業の秘密情報漏えいを抑止する「AI秘密印検知サービス」を9月30日より提供開始すると発表した。同サービスは、社内にある文書から極秘、社外秘、マル秘などの秘密印をAIで解析し、秘密印文書として検知、通知を行うもの。当面は、複合機の操作を画像で残す画像ログアプリケーション「Logキャプチャ NX Plus」にて収集されるコピーや送信FAX、プリント、スキャンといった画像ログを対象に提供する。将来的には、社内文書全体を検知対象に秘密文書管理台帳作成機能、秘密レベル分類機能やファイル名変換機能などサービス内容を拡充させていく計画。サービスは、販売パートナーである株式会社大塚商会を通じて販売していく予定で、当面は無償で提供し、2020年12月末までに1,000社での導入を目指すとしている。
