独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月24日、三菱電機株式会社が提供するインバータ管理ソフトウェア「FR Configurator2」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.1。「FR Configurator2 Version 1.16S およびそれ以前のバージョン」には、XML 外部実体参照(XXE)(CVE-2019-10976)、リソースの枯渇(CVE-2019-10972)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、ユーザ権限でアクセス可能な任意のファイルが外部に送信される(CVE-2019-10976)、アプリケーションが応答しなくなる(CVE-2019-10972)といった影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。