「iDoors リーダー」の管理画面に、製品を操作される脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

「iDoors リーダー」の管理画面に、製品を操作される脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、エーティーワークスが提供する「iDoors リーダー」の管理画面に認証回避の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月1日、株式会社エーティーワークスが提供する「iDoors リーダー」の管理画面に認証回避の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは8.8。株式会社セキュアサイクルの中野佑亮氏が報告を行った。

「iDoors リーダー 2.10.17 およびそれ以前」の管理画面には、認証回避の脆弱性(CVE-2019-5964)が存在する。この脆弱性が悪用されると、同一セグメント内の第三者によって管理画面にアクセスされ、当該製品を操作される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×