NTT Comは「Box over VPN」において、データの保管先を日本国内のサーバに限定できる「Box Zones Japan over VPN」をBox社と共同で開発、6月27日より提供を開始する。
製品・サービス・業界動向
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NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は6月26日、企業がVPN上でセキュアにファイルの保管やコラボレーションを行えるサービス「Box over VPN」において、データの保管先を日本国内のサーバに限定できる「Box Zones Japan over VPN」をBox社と共同で開発、6月27日より提供を開始すると発表した。利用料金は1IDあたり月額5,000円から(別途「Arcstar Universal One」の契約が必要)。
データの保管先を日本国内のサーバに限定したいというニーズは、官公庁や地方自治体、金融機関などを中心に高まっており、この傾向は重要インフラ企業などにも波及していくと考えられる。NTT Comが提供する「Box over VPN」では、企業向けVPN「Arcstar Universal One」を利用し、インターネットを経由しないセキュアな環境での接続を実現している。今回、データの保管先を日本国内に指定できる「Box Zones Japan over VPN」をメニュー化。法制度への対応や距離的な接続の遅延を抑えるといったニーズに対応する。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》