アバストは6月10日、日本からIoTデバイスへの攻撃の可能性のあるトラフィックが急増していると発表した。これは、6月4日19時48分から6月5日15時38分までの間に観測したもので、IoTデバイスの一般的に知られている脆弱性に対するスキャンを20時間で913万4,144回確認したという。このトラフィックは、同社の専門家が世界中に500台設置しているハニーポットで検知したもの。このハニーポットは、ストリーミングデバイス「Chromecast」、インターネット接続されたベビーカメラやルータなどのIoTデバイスに見えるようにセットアップされたサーバ。同社の研究者は、何十万台もの接続デバイスをボットネットに追加することが目標だったのではないかと推測している。