PCIDSS特化型脆弱性診断のハンズオントレーニング開催(fjコンサルティング) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

PCIDSS特化型脆弱性診断のハンズオントレーニング開催(fjコンサルティング)

fjコンサルティング株式会社は6月25日から2日間、PCIDSS要件に特化したセキュリティ診断のハンズオントレーニングを都内で開催する。

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fjコンサルティング株式会社は6月25日から2日間、PCIDSS要件に特化したセキュリティ診断のハンズオントレーニングを都内で開催する。

主な対象は、PCIDSSに準拠しているクレジットカード加盟店やサービスプロバイダ、クレジットカード会社。

また、PCIDSSの運用支援を行うシステムインテグレータや、新たにPCIDSS対応サービスを診断メニューに加えたいセキュリティ診断企業も含まれる。

2018年6月に施行された「改正割賦販売法」は、クレジットカードを取り扱う事業者に対してカード情報の適切な管理と不正使用防止対策を義務づけた。同法の運用方針を示した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画(クレジット取引セキュリティ対策協議会)」では、すべてのカード加盟店に対して「カード情報非保持」または「PCIDSS準拠」のいずれかの達成を求めている。

12の要件から構成されるPCIDSSには、要件11.2に脆弱性スキャンが、要件11.3にペネトレーションテストが含まれており、このふたつの実施は、少なくないコストが定期的に発生するため、内製化の需要は特に高かった。

また、PCIDSSのためのセキュリティ診断は、「PCIDSS要件を満たす攻撃シナリオの作成」「PCIDSS要件を満たす診断範囲と深さ」「診断結果の判断基準」において、PCIDSSを策定する団体であるPCISSC(Payment Card Industry Security Standards Council)の示すガイドラインに従う必要がある。診断としては満点でもPCIDSS観点では不充分で運用証跡となりえないといった事態が発生するなど、PCIDSSを理解した脆弱性診断企業が少ないことも課題となっていた。

ハンズオントレーニングの講師は、PCI DSS準拠企業に出向き診断を行うエンジニアと、検査結果の評価を行うコンサルタントの二名があたる。

PCI DSS脆弱性スキャン・ペネトレーションテストトレーニングコース
開催日時:6月24日(月)午前10時~18時、6月25日(火)午前10時~17時
開催場所:同社会議室(千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビル3F)
定員:7 名
受講料金:2日間一人18万円(税別)
※ハンズオン環境は会場に準備される
《ScanNetSecurity》

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