独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月28日、RedNaoが提供するWordPress用プラグイン「Smart Forms」に、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.3。東京電機大学 暗号方式・暗号プロトコル研究室の齋藤真幸氏が報告を行った。「Smart Forms 2.6.15 およびそれ以前」には、CSRFの脆弱性(CVE-2019-5924)が存在する。この脆弱性により、WordPressの管理画面にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。意図しない操作には、フォームの新規作成、既存のフォームへのJavaScriptコードの挿入、既存のフォームの削除が含まれる。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。