保健所に提出予定の「事例報告書」と「予防接種経過報告書」を決裁の回付中に紛失(大阪市) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.06.20(木)

保健所に提出予定の「事例報告書」と「予防接種経過報告書」を決裁の回付中に紛失(大阪市)

大阪市は2月19日、同市旭区役所保健福祉課(保健・子育て支援)にて、個人情報が記載された報告書を紛失したことが判明したと発表した。

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大阪市は2月19日、同市旭区役所保健福祉課(保健・子育て支援)にて、個人情報が記載された報告書を紛失したことが判明したと発表した。

これは2018年11月7日に、予防接種(BCG)を受けたある幼児に副反応が現れたために、12月17日に当該幼児とその保護者に面接を行い、保健福祉課(保健・子育て支援)の担当者が作成した「事例報告書」に報告の同意として保護者が署名したが、2019年1月16日に「事例報告書」及び「予防接種経過報告書」を同市保健所に提出するための決裁を回付したが、1月29日に決裁が戻っていないことに気付いた担当者が複数の職員に確認し担当内の全職員が事務所内を捜索したが発見には至らなかったというもの。本件の決裁の回付中に、職員が別の職員に手渡しせずに机上に置き、他の書類と紛れたことが紛失の原因と推測される。

紛失した「事例報告書」と「予防接種経過報告書」には、幼児の氏名、生年月日、性別、住所、接種日、保護者の氏名、副反応の状況と経過、精密検査結果等の個人情報2名分が含まれていた。

現在も「事例報告書」と「予防接種経過報告書」は発見には至っていないが、不要な書類と紛れて処分した可能性もあるという。

同市では2月8日に、担当者が保護者宅を訪問し説明と謝罪を行い、改めて作成した「事例報告書」に保護者が署名し、その「事例報告書」と新たに作成した「予防接種経過報告書」を決裁に回付し、2月13日にを大阪市保健所に送付した。

同市では今後、研修を通じて個人情報が記載されている決裁についての意識を高め、また机上や職場の整理整頓の徹底を進め、書類紛失を未然に防止する策を講じる。
《ScanNetSecurity》

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