独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月8日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社がセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるシステムは次の通り。・iOS 12.1.4 より前のバージョン・macOS Mojave 10.14.3 ビルド 18D109 より前のバージョン・Shortcuts 2.1.3 for iOS より前のバージョンこれらの脆弱性が悪用された際の影響は脆弱性により異なるが、「グループ FaceTime における着信への意図しない応答」「権限昇格」「任意のコード実行」「情報漏えい」「サンドボックス回避」の影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。