株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は1月28日、Refirm Labs社と提携し、IoTファームウェア脆弱性調査を開始、そのクラウドベースのプラットフォーム「Centrifuge(セントリフュージ)」を提供すると発表した。Centrifugeは、ソースコード不要の脆弱性自動解析を行い、実用的で詳細な脆弱性診断レポートを提供するもの。サポートOSは、Linux・QNX・Android(今後、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)、リアルタイムOS(VxWorks等)をサポート予定)。ユーザは、ファームウェアをCentrifugeにアップロードすることで、潜在的なゼロデイ脆弱性、公開された脆弱性、暗号鍵、ファームウェア内の潜在的なバックドア等を検出、ファームウェアインベントリ全体のセキュリティ状態を詳細に把握できる。また、最新の脆弱性データベースを用いた継続的監視機能により、アップロードされたファームウェアに新たな脆弱性が発見された場合、重大度に応じた警告を発する。システム開発ライフサイクルに導入することで、生産管理全体のセキュリティを効率よく管理できる。価格は112万5,000円から(税別)。なお、7日間、最大3つのファームウェアを診断できる無償トライアルも提供する。
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