株式会社日立ソリューションズは11月29日、米国Bitglass(ビットグラス)社と、複数のクラウドサービスの利用を安全、適切に制御するCASBサービス「Bitglass」の販売代理店契約を締結し、12月10日より販売を開始すると発表した。価格は個別見積。CASBは、不正利用による情報漏えい防止、データの暗号化、不審行動の監視などにより、企業のセキュリティポリシーに沿った安全なクラウドサービスの利用を可能にする。今回、日立ソリューションズは、海外で350社100万ユーザの導入実績がある「Bitglass」をクラウドセキュリティ強化ソリューションのラインナップに追加し、企業の業態や課題に応じ、機密性の高い情報も安心して活用できるクラウドソリューションをトータルに提供していく。Bitglassは、クラウドサービス利用者のデバイスへの新たなアプリケーションやモジュール追加が不要なため、短期間での導入が可能。200拠点で2万人のユーザを抱えるグローバルメディア企業への導入が、2週間で完了した事例もあるという。