ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は11月27日、2019年における情報セキュリティ業界の動向予測を発表した。製品利用者への周知を目的に、開発者が報告を行った。予測では、可能性が非常に高いものから斬新なものまで8つの項目を掲げており、いずれも未然に防ぐことが可能であるとしている。ウォッチガード脅威ラボによる8つの2019年度セキュリティ動向予測は次の通り。1:ファイルレスマルウェアワーム「vaporworms」が台頭2:攻撃者によるインターネットの支配3:国家規模のサイバー攻撃の増加を受け、国連のサイバーセキュリティ条約が成立4:AIを活用したチャットボットによる攻撃5:生体認証の大規模ハッキングにより認証が多要素化6:国家規模の「Fire Sale」攻撃が現実化7:公共機関や産業制御システムを標的としたランサムウェアにより都市機能が麻痺8:Wi-Fi脅威の6つのカテゴリを用いたWPA3 Wi-Fiネットワークのハッキング