独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月9日、ThimPressが提供するWordPress用プラグイン「LearnPress」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.2。東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室の末吉大輝氏が報告を行った。「LearnPress 3.1.0 より前のバージョン」には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2018-16173)、オープンリダイレクト(CVE-2018-16174)、SQLインジェクション(CVE-2018-16175)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、任意のSQLコマンドを実行されたり、フィッシング攻撃の影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30