独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月31日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社がセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるシステムは次の通り。・macOS Mojave 10.14.1 より前のバージョン・macOS High Sierra (Security Update 2018-001 未適用)・macOS Sierra (Security Update 2018-005 未適用)・tvOS 12.1 より前のバージョン・iOS 12.1 より前のバージョン・watchOS 5.1 より前のバージョン・iTunes 12.9.1 より前のバージョン・iCloud for Windows 7.8 より前のバージョン・Safari 12.0.1 より前のバージョンこれらの脆弱性が悪用された際の影響は脆弱性により異なるが、「HTTP クライアントを通じた AFP サーバ攻撃」「任意のコード実行」「情報漏えい」「バッファオーバフロー」「権限昇格」「サービス運用妨害 (DoS)」「ファイルシステムの改ざん」「UI スプーフィング」「制限回避」「クロスサイトスクリプティング」「アドレスバー偽装」の影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30