独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月26日、ライフサイエンスコンピューティング株式会社が提供する「OpenDolphin」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。株式会社シマンテック アドバイザリーサービスチームが報告を行った。「OpenDolphin 2.7.0 およびそれ以前」には、権限昇格(CVE-2018-16161)、情報漏えい(CVE-2018-16162)、アクセス制限不備(CVE-2018-16163)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品のユーザによって管理者権限で任意の操作を実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30